# 評議会

## 評議会惑星

この2つの勢力をうまくまとめ、平和に治めるため、両勢力の政府は惑星 ナブロスに評議会を設置し、それぞれ数百人づつの評議員、関係官庁職員、及 び評議員の生活を円滑に行なわせるための人員ほぼ500万人づつを送ってあり ます。 両勢力はこの惑星ナブロスを通して互いの関係を円滑にし、互いに侵 略等を行なうことなく約百年を過ごしてきました。このナブロスはほぼ両勢力 の主星系を結ぶ直線上にあり、距離もほぼ等しく、しかも居住にはそれ程適し ているとは言えない程度の惑星であり、そのうえ両派にとって記念的な場所で もあることから考え、このような評議会をおくには最適な惑星と言えるでしょ う。

首都星

表惑星名	所属	機能	評議会惑星からの距離
1	ナブロス	評議会惑星 評議会設置
2	ゼイヴァン	魔法世界 主惑星	1-2間の距離 16.3光年
3	コーウェル	テクノロジー世界 主惑星	1-3間の距離 15.7光年

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## 個人識別コード

所属世界コード

テクノロジー[ T ]

人類2派の内の、テクノロジー世界の出身であることを示します。

魔法[ M ]

人類2派の内の、魔法世界の出身であることを示します。

その他[ E ]

人類2派以外の、いわゆる他星系人であることを示します。基本 的に、他星系人はなんらかの形での ゲストとして扱われます。また、そのほ とんどが外交目的であるため、他星系人の コードは、基本的にEO-******とな ります。

職業コード

評議委員[ O ]

評議会の委員であることを示します。 評議会の実際の働き等に ついては、次の節で説明します。

官僚[ B ]

関係官庁の役人である事を示します。

環境管理者[ C ]

評議会惑星は、前述したとおり、 それ程生存に適した惑星では ありません。そのため、この惑星の環境を、 生存に適したものに調整する必 要があるのです。 その調整を行っているのがこの環境管理者なのです。もっ とも、 評議会惑星の環境調整だけでなく、 新規あるいは既開拓惑星の環境調 査及び調整の責任を持つ部署でもあります。

食料整備者[ F ]

評議会惑星の食料を調達供給する部署です。

治安維持者[ G ]

原則的に評議会惑星上での治安維持を目的としています。 もち ろん、 他の惑星での治安等に関しても評議会に次ぐ権限を持っています。

教育者[ T ]

評議会惑星には、子供達も多く住んでいます。そのため、 子供 達に対する教育も重要な問題となります。 子供達にたいする教育を行う者達 です。

情報管理者[ I ]

現在では、テクノロジー世界のサイバー・スペースと、 魔法世 界の共感覚空間が相互乗り入れを始めていますが、 その管理を行っています。 なお、テクノロジー世界のサイバー・ スペース運用に関して、評議会に次ぐ 権限を持つ部署でもあります。 ただし、 実際の運営は評議会によって許可を 受けた企業が行っています。

その他[ E ]

評議会惑星で人々が生活をするためには、 非常に様々な仕事が 必要です。以上に挙げた以外の仕事を行っている者は、 すべてこのグループ にまとめられています。

職業サブコード

詳細な職業に応じて、2桁のコードが与えられます。

個人ナンバー

所属世界コード、職業コードの下に各部所内での個人のID となる、各 桁A〜Zの6桁のコードを並べます。 ただし、 原則として名前に関連したコー ドを割り振るようになっています。

## 評議委員

評議会は、地球人類2派間の様々な問題や、 地球人類と他星系生物との間 の関係について評議し、行動を決定するための機関です。その構成は、以下の ようになっています。

外務

政治,経済,文化,科学等 : 他星系生物との関係について。各職務の 官僚の職業サブコードは次のようになっています。

国際政治 :	GP
国際経済 :	GE
文化交流 :	GC
科学交流 :	GS
軍関係 :	GG

内務

政治,経済,文化,科学等 : 地球人類2派間の関係について。各職務の 官僚の職業サブコードは次のようになっています。

政治 :	EP
経済 :	EE
文化 :	EC
科学 :	ES
治安 :	EG

遺跡

これは、2派間についての物でもあり、 かつ他星系生物との遺跡に ついての行動を決定するものです。各職務の官僚の職業サブコードは"RI"となっ ています。

ここで例えば、テクノロジー側の国際政治に関する評議員の個人コードは、 "TO-GP-******"となります。

これらの大きなグループ中には、数人から数十人からなる小グループがあ り、それぞれが環境や食料、治安、情報等々の個別の問題に取り組んでいます。 また、この小グループでは、それぞれが独自の情報網や諜報機関を有していま す。もっともその情報網や諜報機関はグループ毎に様々で、超法規的行為まで 許されているものから、ほとんど脅迫に近いような形で利用されているものま であります。